【2代目バモス】
イグニッションコイル交換(+バッ直)

※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。

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・2021/09/05

原因不明の突然死の対策シリーズとして、20万Km走行で怪しそうな部品を交換しています。

バモスのエンジンでは故障する部品の定番、イグニッションコイルを交換します。
載せ替えた9,000Km走行のエンジンにはイグニッションコイルが付いていました。
ただ、後期のイグニッションコイルはコネクタの形が変更になっていたので使えませんでした。
調べてみると、後期のイグニッションに適合するコネクタは売っていました。
住友電装040型HV・HVG【防水】シリーズ3極F側
住友040型HX/HV/HVG防水 メス端子[Mサイズ]

ただ、前・中期のイグニッションコイルに相当するオスコネクタは見つかりませんでした。
車体のハーネスを切断してコネクタを付け直せば後期のイグニッションコイルに交換できるのですが、そうすると元には戻せなくなります。

そこで目を付けたのがこのイグニッションコイルをバッ直にするハーネスです。
T.M.WORKS ダイレクトパワーハーネス DP1011
このハーネスを加工すれば、いざというときには古いイグニッションコイルに戻すことが出来ます。
ハーネスのケーブルを切断して....
端子を防水シールと一緒に圧着して....(念のため半田付けもしました)
コネクタに差し込んで....
抜け止めを差し込んで....
完成しました。
これで前・中期コネクタ車体に後期のイグニッションコイルを取り付けることが出来るようになりました。
車体に取り付けます。
まずはイグニッションコイルを外します。
さすがに新しいエンジンなので、バモス定番のプラグホールへのオイル漏れはありませんでした。
バッ直ハーネスなので電源を接続します。
バモスはバッテリーがエンジンから遠く離れたところにあるのでバッテリーの+端子に接続するのは無理です。
それに走行中に一番電圧が高いのは発電しているこのオルタネータのB端子です。
なので電源ケーブルははオルタネータに接続します。
一旦ハーネスの電源ケーブルを切断して、オルタネータのゴムカバーに通します。
クワガタ端子を圧着します。
B端子に共締めしてゴムカバーをかぶせます。
ショートするとシャレにならないので、コルゲートチューブで保護してから純正のハーネスに沿わせて固定します。
ちょうどこの位置に使っていないネジ穴があったので、ハーネスに付属のリレーをネジ止めしました。
これで完成です。
いざというときのために備えて古いイグニッションコイルは車に乗せておきます。

さっそく試乗してみましたが、あまり違いがわかりません。
なんとなくエンジンの回転がスムーズになったような気がしますが、気のせいかもしれません。
とりあえずイグニッションコイルは新しくなったので不安材料は1つ減りました。

ただハーネスだけで1万円近くするので、ハーネスとコネクタを買うより社外品のイグニッションコイルを買った方が安いです。
まぁ以前からバッ直をやってみたかったというのがあるのでいいのですが。

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