【2代目バモス】
ブレーキスイッチパッド交換

※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。

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・2023/01/28

先日バモスで出かけようとしたらバッテリーが上がっていました。
その日は最低気温が-12℃だったので寒さのせいかと思って充電器につないで充電しておきました。
その次の日の朝はちゃんとエンジンがかかってお出かけできたのですが、帰ってきて夕方出かけようとしたらうんともすんとも言いません。
バッテリーの電圧を測ってみると2.5Vしかありません。
これはバッテリーが死んだのかもと思って、とりあえず以前に取り外したフィットの古いバッテリーに交換しました。
もしかして何かの機器が故障して暗電流が増えているのかもと思って計ってみると....なんと5A!も流れています。
普通は50mA(0.05A)程度のはずなので100倍も流れています。
これは故障しているどころの話ではありません。
どこがおかしい?とあちこち見ていったら、ブレーキランプが点きっぱなしになっていました。
そりゃあバッテリーが上がるわけです。
バモスでブレーキランプが点きっぱなしといえば、このブレーキスイッチパッドが原因のことがほとんどです。
ブレーキスイッチを押すこのパッドが経年劣化で壊れて外れてしまい、スイッチがONのままになるのはバモスの持病のようなものです。
ところが、ぱっと見た感じではパッドはちゃんと付いています。
スイッチが当たる側は見えないのですが、もしかしたら裏側だけ壊れているのかもしれません。

とりあえずスイッチの位置を調整して、ブレーキランプが点きっぱなしにならないようにしました。
新しいブレーキペダルパッドを注文しました。
純正品番:46505-S3A-003
大野ゴム品番:HS-5092

安いものなので予備も含めて2個買いました。
早速交換していきます。
古いパッドが付いたままなのでカッターで切断して取り外します。
外してみると、スイッチが当たる側が少し凹んでいるだけでした。
購入した新品と比べてもそれほど劣化しているようには見えません。
もしかするとスイッチの位置がギリギリになっていて、少し凹んだことで微妙にONになっていたのかもしれません。

思い出してみるとバッテリーが上がる1週間くらい前からなんとなくセルの回り方が弱かったような気がします。
そのころから時々ブレーキランプが点いていたのかもしれません。
そして変形が進んで完全にONになってしまったようです。

スイッチ位置の調整だけで直ったような気もしますが、パッドが完全に壊れる前に発見できたということでヨシとします。
新しいパッドを取り付けます。
パッドを入れられるようにペダルとスイッチの間にスパナをはさんで隙間を空けます。
パッドを右側から穴の位置に差し込みます。
奥まったところで上向きで作業しないといけないので、何度も失敗してパッドを落としました。
ちょうどいい位置に差し込めたら、落ちないようにそ〜っとスパナを外してペダルをスイッチに押し当てるようにすれば簡単にパッドが穴にはまります。
そのあと、肝心なスイッチの位置調整をします。
・スイッチ本体がパッドに当たるまで回してそこから1/4回転戻す。
ロックナットでスイッチを固定したら、ちゃんとON/OFFになっているかを確認します。
ムービー
あと、ペダルの遊びも規定値(1〜10mm)になっているかも確認します。
最後にもう一度暗電流を計りました。
ドアロックしてセキュリティONの状態で約50mA(0.05A)でした。
これならバッテリーが上がることもありません。
おまけ

二度もバッテリーを完全に放電させてしまったので劣化しているかも、とバッテリーテスターを買ってみました。
国産バッテリーはCCA値が記載されていませんが、ネットの情報によるとCAOS 60B19のCCA値は 330 だそうです。
とりあえずバッテリーは良好なようです。

このバッテリーは交換してから丸3年使っていますが、なんとかあと2年くらいは持ってもらいたいものです。
バッテリーテスターを買ったので時々チェックするようにします。

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