アヴァンシア・足回り・車高調(TEIN Type FLEX)

	1年前の富士スピードウェイオフで試乗させてもらったAzyoshiさん・の５さんのアヴァは、同じTEINの足回りですがきちんとショップでオーバーホール・設定変更してもらったものでした。これがものすごく気持ち良かったんです。その時に自分のTEINもオーバーホールしようと決めたのですが、何せ先立つものが無くて一年間じっと我慢してきました。
	やっと費用の工面が出来たので、Azyoshiさんにお店を紹介してもらって作業開始です。といっても全てお店にお任せなので、自分の希望を伝えてあとは待つだけです。まずは取り外しのためにお店に行って、預けている間は純正モデューロに付け替えてもらいました。久しぶりにモデューロに乗りましたが、さすが純正、乗り心地良いです。一瞬このまま交換しないでもいいかも？と思ったくらいです(^_^; 後席に乗せた子供からも文句がでないですし。でもICのコーナーや山道ではフワッっとなることがあって、やっぱりちょっと物足りないです。
	待つこと約一週間、出来上がってきました。
	フロントのバネは 10K -> 14K になりました。フロントの重いアヴァのV6にはこのくらいのレートが絶対必要だそうです。あと、ダストブーツが新型に変わっていました。今までのものは固いプラスチック製で、冬になるとバネとの間に塩カルが入ってギシギシ音がしていたのでこの変更はうれしいです。
	バネが太くなったので、スプリングシートも一回り大きなものに交換されています。
	リアは 8K -> 10K です。
	さらに遊ばないようにヘルパースプリング(0.5K)が追加になっています。
	バンプラバーも新品になりました。ダンパーのセッティングは.....聞くのを忘れました。たぶんAzyoshiさんよりは少し大人しくなっていると思います。
	車高はオーバーホール前とほぼ同じにしてもらいました。これ以上下げると雪道を走れなくなるので。かかった費用はちょうど20万円でした。ずっとオーバーホールをさぼっていたので交換する部品が多かったこと（ピストンロッドは4本ともダメでした）、バネを前後とも交換したことで高くつきました。次のオーバーホールは最低限の部品交換だけで済むのでずっと安くなるはずです。
	せっかく足回りを付け替えるので、どのくらい違いがあるのか計ってみました。秋月の３Dセンサーモジュールを取り付けて車載PCで記録します。
	まずは比較的路面の綺麗なところで計ってみました。途中の歩行者用信号のところに大きな凸凹があって、ここを通るときにいつも後席に乗せた子供から文句を言われます。 <-ムービー
	最初は純正モデューロです。前から1/3位のところにある大きな変化が歩行者用信号のところです。
	オーバーホール前のTEINです。 EDFCの設定は前後１４（一番柔らかいのが１６）です。この暴れ方はなんでしょう？すでにダンパーが抜け始めていたのかもしれません。ちなみにEDFCの設定変えるとこんな風になります。・前後８（中間）・前後０（一番固い）あんまり変化が解らないですね。
	オーバーホール後のTEINです。ならし中なのでEDFCの設定は一番柔らかい前後１６です。ぐっと落ち着きました。でもまだ当たりが付いていないのか上下方向の細かい揺れが増えました。
	3つを並べてみました。上から・純正モデューロ・オーバーホール前のTEIN ・オーバーホール後のTEIN です。オーバーホール前は論外ですね。富士オフでAzyoshiさん・の５さんのアヴァと自分のアヴァを交互に乗り換えて比べたときに、自分のはバタバタする足だなぁと思っていたのがそのままグラフにも現れています。オーバーホール後はぐっと安定感が増しました。アヴァの重さをちゃんと支えられるバネレートにしたことで姿勢の変化が少なくなりました。特にブレーキをかけた時、以前は前につんのめるようになってフロントタイヤだけで減速しているような感じでしたが、新しい足ではそのままの姿勢で減速しているように感じます。大きな凹凸でのショックは大きくなりました。まだならし中ということもありますが、ぎりぎり我慢できる限界です。交換した直後は、「設定をもうちょっと乗り心地に振った方が良かったかなぁ」と思いましたが、もう慣れました^_^;
	次は荒れた路面です。あちこちに小さい凹凸があります。 <-ムービー
	純正モデューロです。最初が平らになっているのは前に自転車がいてゆっくり走っていためです。
	オーバーホール前のTEINです。やっぱり暴れてますねぇ。 EDFCの設定を変えたグラフはこんなです。・前後８（中間）・前後０（一番固い）
	オーバーホール後のTEINです。後半の大きな変化ですが、この位置の道路には何もないのでノイズを拾ったようです。無視してください。
	グラフを見ると新しい足は揺れが増えているようですが、実際の感じ方はちょっと違います。片方のタイヤがマンホールのフタを乗り越えるような時、以前のTEINはバタバタ暴れている感じでしたが、新しい足は”タンッ”といなしてくれます。バネを固くしたのに小さい凹凸の乗り心地が良くなったのは驚きでした。それ以上の大きな凹凸ではさすがに固さを感じます。この辺はオーバーホール直後で渋さが残っているせいかもしれません。オフ会でオーバーホールから1年経ったの５さんのアヴァに試乗させてもらいましたが、渋さが抜けてちょうどいい感じなっていました。自分のアヴァも1年後が楽しみです。ちょっと費用はかかりましたが、この設定変更はもっと早くやっておけば良かったと思うくらい大正解でした。

	1年前の富士スピードウェイオフで試乗させてもらったAzyoshiさん・の５さんのアヴァは、同じTEINの足回りですがきちんとショップでオーバーホール・設定変更してもらったものでした。これがものすごく気持ち良かったんです。その時に自分のTEINもオーバーホールしようと決めたのですが、何せ先立つものが無くて一年間じっと我慢してきました。
	やっと費用の工面が出来たので、Azyoshiさんにお店を紹介してもらって作業開始です。といっても全てお店にお任せなので、自分の希望を伝えてあとは待つだけです。まずは取り外しのためにお店に行って、預けている間は純正モデューロに付け替えてもらいました。久しぶりにモデューロに乗りましたが、さすが純正、乗り心地良いです。一瞬このまま交換しないでもいいかも？と思ったくらいです(^_^; 後席に乗せた子供からも文句がでないですし。でもICのコーナーや山道ではフワッっとなることがあって、やっぱりちょっと物足りないです。
	待つこと約一週間、出来上がってきました。
	フロントのバネは 10K -> 14K になりました。フロントの重いアヴァのV6にはこのくらいのレートが絶対必要だそうです。あと、ダストブーツが新型に変わっていました。今までのものは固いプラスチック製で、冬になるとバネとの間に塩カルが入ってギシギシ音がしていたのでこの変更はうれしいです。
	バネが太くなったので、スプリングシートも一回り大きなものに交換されています。
	リアは 8K -> 10K です。
	さらに遊ばないようにヘルパースプリング(0.5K)が追加になっています。
	バンプラバーも新品になりました。ダンパーのセッティングは.....聞くのを忘れました。たぶんAzyoshiさんよりは少し大人しくなっていると思います。
	車高はオーバーホール前とほぼ同じにしてもらいました。これ以上下げると雪道を走れなくなるので。かかった費用はちょうど20万円でした。ずっとオーバーホールをさぼっていたので交換する部品が多かったこと（ピストンロッドは4本ともダメでした）、バネを前後とも交換したことで高くつきました。次のオーバーホールは最低限の部品交換だけで済むのでずっと安くなるはずです。
	せっかく足回りを付け替えるので、どのくらい違いがあるのか計ってみました。秋月の３Dセンサーモジュールを取り付けて車載PCで記録します。
	まずは比較的路面の綺麗なところで計ってみました。途中の歩行者用信号のところに大きな凸凹があって、ここを通るときにいつも後席に乗せた子供から文句を言われます。 <-ムービー
	最初は純正モデューロです。前から1/3位のところにある大きな変化が歩行者用信号のところです。
	オーバーホール前のTEINです。 EDFCの設定は前後１４（一番柔らかいのが１６）です。この暴れ方はなんでしょう？すでにダンパーが抜け始めていたのかもしれません。ちなみにEDFCの設定変えるとこんな風になります。・前後８（中間）・前後０（一番固い）あんまり変化が解らないですね。
	オーバーホール後のTEINです。ならし中なのでEDFCの設定は一番柔らかい前後１６です。ぐっと落ち着きました。でもまだ当たりが付いていないのか上下方向の細かい揺れが増えました。
	3つを並べてみました。上から・純正モデューロ・オーバーホール前のTEIN ・オーバーホール後のTEIN です。オーバーホール前は論外ですね。富士オフでAzyoshiさん・の５さんのアヴァと自分のアヴァを交互に乗り換えて比べたときに、自分のはバタバタする足だなぁと思っていたのがそのままグラフにも現れています。オーバーホール後はぐっと安定感が増しました。アヴァの重さをちゃんと支えられるバネレートにしたことで姿勢の変化が少なくなりました。特にブレーキをかけた時、以前は前につんのめるようになってフロントタイヤだけで減速しているような感じでしたが、新しい足ではそのままの姿勢で減速しているように感じます。大きな凹凸でのショックは大きくなりました。まだならし中ということもありますが、ぎりぎり我慢できる限界です。交換した直後は、「設定をもうちょっと乗り心地に振った方が良かったかなぁ」と思いましたが、もう慣れました^_^;
	次は荒れた路面です。あちこちに小さい凹凸があります。 <-ムービー
	純正モデューロです。最初が平らになっているのは前に自転車がいてゆっくり走っていためです。
	オーバーホール前のTEINです。やっぱり暴れてますねぇ。 EDFCの設定を変えたグラフはこんなです。・前後８（中間）・前後０（一番固い）
	オーバーホール後のTEINです。後半の大きな変化ですが、この位置の道路には何もないのでノイズを拾ったようです。無視してください。
	グラフを見ると新しい足は揺れが増えているようですが、実際の感じ方はちょっと違います。片方のタイヤがマンホールのフタを乗り越えるような時、以前のTEINはバタバタ暴れている感じでしたが、新しい足は”タンッ”といなしてくれます。バネを固くしたのに小さい凹凸の乗り心地が良くなったのは驚きでした。それ以上の大きな凹凸ではさすがに固さを感じます。この辺はオーバーホール直後で渋さが残っているせいかもしれません。オフ会でオーバーホールから1年経ったの５さんのアヴァに試乗させてもらいましたが、渋さが抜けてちょうどいい感じなっていました。自分のアヴァも1年後が楽しみです。ちょっと費用はかかりましたが、この設定変更はもっと早くやっておけば良かったと思うくらい大正解でした。