オイルクーラー

・2012/09/23

  サーキットを走ると水温が105℃まで上がってしまうので、オイルクーラーを付けることにしました。
といっても新品は買えないので、オークションで中古1セットを購入しました。

ちょっと古い型ですが、トラストのオイルフィルター移動タイプです。
純正のオイルフィルターを外してこの取り出し口を付けて...
  別の場所にこのオイルフィルターブロックを付けます。
  オーバークールにならないようにサーモスタットが付いているのですが、今回は付けませんでした。
  このサーモスタット、写真のようにクーラーコアへの通路が開きっぱなしです。
冷えているときは手前に戻ってくるバイパス通路が空いていてそこから戻ってくるのですが、一部は常にコアへ流れます。
なのでサーモスタットを付けても常にある程度オイルは冷やされます。

今回はコアをラジエーター前ではなくフォグランプ裏に設置する予定なので、それほどオーバークールにならないんじゃないかと思って省略しました。

まぁ一番の理由はこの大きなサーモスタットを付ける場所が無かったからなんですが。
  トヨタ車用の中古だったので、ホンダ車用のセンターボルトとOリングを注文しました。
  まずはクーラーコアを取り付けます。
取り付け場所は右側のフォグランプの裏です。
  元々ウォッシャータンクを付けていたところにロングナットを取り付けます。
  片方はそのロングナットへ直接取り付け、もう片方はステーを使ってヘッドライト下のボルトに共締めします。
   上側2カ所でかなりしっかり付いたので、下側は振動防止程度に固定します。
  ちょうど良いところに穴が開いていたので、そこにステーで固定しました。
  次は取り出しとフィルターのブロックの取り付けです。

その前にブロックを見てみたら、オイルの流れるところが何となく抵抗になりそうな形をしています。
  そこでリューターを使ってカドがスムーズになるように削りました。
  飛び出していた金色のフィッティングも削ってしまいました。
  フィルターブロックにステーを付けます。
  フィルターブロックは右ヘッドライトの裏側に取り付けます。
フィルターがヘッドライトにあたらないように、ちょっと後ろに傾けて取り付けました。
   下から見るとこんな感じです。
   フィルターを付けてみました。
ヘッドライトのふたとぎりぎりですね。
   フィルターはトラストの指定でトヨタ車用を使うようになっているので、新しく購入しました。
  次は取り出しブロックを取り付けます。
まずは純正フィルターを外します。(ちょっとオイルがこぼれます)
   エンジンの取り付け部分をきれいに掃除して....
  Oリングを新しくして取り付けようと思ったら....間違えて違うサイズのOリングを購入していました。
仕方なく漏れないことを祈って古いOリングで取り付けます。
   センターボルトは完全に締め込まずに、まずはホース配管の様子を見ます。
  ここから配管ですが、結局こんな感じになりました。
無駄なところもありますが、なにせ中古品に含まれているフィッティングで済まさないいけないので取り回しの方向が限られてしまいます。
(フィッティングって高価なんです...)
   ホースはテープを巻いてからグラインダーで切断します。
  断面を見ると金属メッシュが2重になっています。
グラインダーなら一瞬で綺麗に切断できますが、手で切るのは大変そうです。
  ホースにフィッティングのナットを差し込んで....
(差し込む位置に注意が必要です。参考ページ
   フィッティング差し込み口の外側にシリコングリスを塗って....
  バイスとモンキーレンチで締め込みます。
結構力が必要で大変でした。
   エンジンにつながるこの2本のホース、タイヤに当たるかもと思ったのですが....
  ハンドルを一杯に切っても2cm以上空いています。
地面とのクリアランスも、ロアアームバーよりは上(ほぼサブフレームと同じ)になるのでなんとか大丈夫そうです。
   オイルは、
 エンジン -> コア下側 -> コア上側 -> オイルフィルター -> エンジン
と流れます。
  ここで無謀にもエンジンを動かしてみました。
30秒ほど回しただけですがオイル漏れはありませんでした。(ホッ)
でもオイルレベルを見てみるとこんなに下がっていました、危ない危ない。
   とりあえず付いたのでオイルを交換します。
   一度オイルクーラーにもオイルを回してしまったので、下側のフィッティングを外して抜き取りました。
  オイルクーラーからは約0.6Lが抜けてきました。
新しいオイルは少なくともこの分だけ余分に入れなければなりません。
  オイルはいつものMobil1です。
4L缶に加えて、前回の残り(約0.5L)と近くのホームセンターで在庫処分していた1L缶2本を用意しました。
   アヴァの標準のオイル量は4Lですが、オイルクーラーの分としてとりあえず約0.6Lを追加しました。
  オイルを入れて エンジンを回す前は、写真の赤線のところまでオイルが入りました。
   エンジンを回すとここまで下がりました。
  ちょっと足りないので約0.2Lほど追加しました。
後で考えてみたらオイルフィルターも交換したことになるので、
 標準4.3L + オイルクーラー分
が正解でした。
   さぁこれで完璧と思ったのですが、念のためエンジンの回転数を上げて圧力をかけてみたら.....漏れました(T_T)

クーラーコア下側のフィッティングからにじみ出すように漏れています。
  どこから漏れているのかと、フィッティングを外してみました。

フィッティングの先端にある黒い帯がメス側と接触している部分ですが、その帯を横切るように傷が入っています。
  メス側には傷はありませんでした。
  これはコア交換か?と思ったのですが、調べてみるとこういう場合の補修部品が見つかりました。
EARL’S コニカルシール
  薄いアルミでできているワッシャのようなもので、これをフィッティングの先端にかぶせます
  祈りを込めてフィッティングを取り付けでエンジンを回してみると.....漏れなくなりました!
よかったぁ〜。
   仕上げにホースの当たりそうなところに保護用のゴムを巻いておきました。
   エンジンにつながるホースもタイラップで平行になるように固定して....
   下側をゴムシートで保護しておきました。
   これでオイルクーラー本体の取り付けは完了です。
   次はフェンダーライナーに熱気を抜く穴を開けます。
   素材が柔らかいのでカッターで簡単に切れました。
   穴には百均で買ってきたステンレスメッシュシートを貼ります。
  取り付け用にドリルで穴をたくさん開けておきます。
   穴の大きさに合わせて網を切って...
   ほつれてこないように所々折り返して....
   タイラップで固定しました。
   あとはホースが通る部分を切り取ります。
  糸鋸にどの方向にも切れる歯を付けて....
   はい、切れました。
   ライナーを元通りに取り付けました。
   横から見るとはこんな感じです。
ホースの通るところ
  気休めかもしれませんが、近くにある配線とHIDユニットにアルミガラステープを貼っておきました。
  あとバンパーに近いフィッティングのところにもアルミガラステープを巻きました。
  バンパーとはある程度距離があるので熱で溶けるようなことはないと思いますが、一応念のためです。
(バンパー側にも貼っておけばよかったかも...)
   最後にバンパーを元通り付けて完成です。

フォグランプの裏になるので普段はそれほど冷えないと思いますが、いざという時はフォグランプを外してここから空気を入れてあげればまずまず冷えるのでは?と期待しています。

来月に運動会があるのでサーキットで確認してみます。

・2012/09/30

  試乗に出かけた時、しばらく走った後で駐車場に車を止めて買い物をしてから戻って来てバンパーに触ると、外側でもほんのり暖かくなってるのがわかりました。
駐めた直後は冷えていたので走っていれば大丈夫だと思いますが、念のためバンパー裏にアルミガラステープを貼っておきました。
   さらにアルミテープもペタペタと貼っておきました。
  ヘッドライトの蓋にもアルミガラステープを貼っておきました。
  ブレーキの試乗でビーナスラインへ行ってきたときの水温の変化です。
オイルクーラー付けても山登りすると普通に100℃を超えますねぇ。
オーバークールの心配は無くなりましたが、果たして効いているんでしょうか.....。
2012/10/8

フォグランプを外してもう一度山登りをしてみましたが.....あんまり変らないですねぇ
やっぱりちゃんとした油温計がほしいなぁ。


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