イグニッションコイル故障交換
先日久しぶりにアヴァンシアで出かけたのですが、交差点の赤信号で止まったあと発進しようとしたら、 突然エンジンがブルブルと振動してメーター内のエンジンチェックランプが点滅し始めました。 ムービー1 自宅まで5分ほどの場所だったのでなんとか帰宅できたのですが、アイドリングでボッボッボッと不規則な音がしています。 ムービー2 |
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OBDアダプタを接続して、AndroidのTorqueProアプリで故障コードを読み出しました。 |
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P0301 : Cylinder 1 Misfire Detected No.1シリンダのミスファイアが発生していました。 |
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P1399 : Random/Multiple Cylinder Misfire Detected 他のシリンダにもミスファイアがあるようですが、↑のエラーの影響かもしれません。 |
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ミスファイアの原因は点火系(イグニッションコイル・スパークプラグ)か燃料インジェクタですが、 もう20年・15万Kmなのでまずイグニッションコイルでしょう。 |
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No.1シリンダは奥側バンクの一番手前(運転席側)です。 とりあえずイグニッションコイル交換を取り外します。 |
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外れました。 見た目は特におかしなところはありません。 |
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部品取りの弐号機からイグニッションコイルを外してきて交換したら正常にアイドリングをするようになりました。 イグニッションコイルの故障で確定ですね。 このイグニッションコイル、純正だと1本1万円!、国産の社外品でも5千円ほどします。 (さすがに怪しい中華製は遠慮したいです) 部品取り用の弐号機は走行距離は約6万Kmなので、まだまだ使えるはずです。 せっかくなので6本全てのイグニッションコイルを弐号機のものに交換します。 |
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そのままだと奥側バンクのNo2,No3シリンダは狭くて手が入らないので、まずここにあるインテーク切り替えのアクチュエータを外します。 | ||
そうすると隙間が出来て手が入るようになります。 | ||
六角レンチで固定ボルトを外してイグニッションコイルを取り外します。 | ||
はい、外れました。 | ||
弐号機のイグニッションコイルも同じように取り外してきました。 | ||
せっかくなのでスパークプラグも交換します。 | ||
前回交換したのは2008/4なので、もう13年前です。 ただ距離は6万Kmほどなので、それほど減ってはいませんでした。 |
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No.3シリンダのプラグにオイルが付いていました。 オイルはグミのように半分固まりかけているのが少量なので、ダダ漏れというわけではなさそうです。 |
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念のためスネークカメラで覗いてみました。 周りににグミ状のオイルが少し残っています。 微妙に少しずつ漏れているようなので、暖かくなったらパッキンを交換することにしましょう。 |
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ついでにシリンダー内部ものぞいてみました。 ピストントップは15万Km越えの割には綺麗だと思います。 |
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シリンダ壁面には少し縦縞が見えますが、それほど深刻なものではなさそうです。 | ||
新しいプラグはバモスにも使ったプレミアムRXプラグにしました。 | ||
接地電極が特徴的ですね。 | ||
新しいプラグを取り付けて.... | ||
弐号機のイグニッションコイルを取り付けて... | ||
外していたインテーク切替アクチュエータとヘッドカバーを取り付けて完成です。 | ||
エラーコードが残ったままになっているので、アプリでコードを消去します。 | ||
はい、消えました。 | ||
その後試乗に出かけて異常にならないことを確認しました。 プラグ交換のおがげか、以前より回転がスムーズになったような気がします。 |