ソーラーパネル+ポータブル電源

※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※くれぐれも自己責任ということで。

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・2024/11/3

非常時用の電源確保としてソーラパネルとポータブル電源を導入しました。
あくまで非常時用なので、ソーラーパネルはとりあえず200Wx2=400Wです。

ポータブル電源は 2000Wh の容量のものにしました。
AFERIY P210

ソーラーパネルをログハウスの屋根に設置します。
屋根には45cm間隔で垂木を入れてあるので、軒先の隙間から見える垂木の位置と下地センサーを使って垂木の位置をマークします。

ソーラーパネルを屋根に固定するのには「ワールドダクター」を3本使います。
マークした位置にドリルで下穴を開けて、コーキング剤を入れてからコーチスクリューで固定します。
ソーラーパネルに付属の取付金具にダクターに取り付けるための穴を開けます。
金具を付属のボルト・ナットでソーラパネルに固定します。
ソーラーパネルを屋根に持ち上げてワールドダクターの上に載せます。
ダクター用の中ナットとボルトでソーラーパネルを固定します。
ソーラーパネル2枚が固定できました。
次は配線です。
専用のコネクタと工具を使って配線を作成します。

2枚のソーラパネルは直列接続するので、それぞれのソーラーパネルから延長する配線を作りました。
配線が剥き出しだと日光で劣化するので、保護用の管を使います。
ミラフレキMF-16M

配線はコネクタ側でソーラーパネルと接続して....
反対側は配線ボックスの中で接続します。
ログハウスの壁に穴を開けて室内への引き込みます。
引き込み側の管を配線ボックスに接続します。
ボックスの中でWAGOを使って配線を接続します。
※配線作業には電気工事士等の資格が必要です。

ポータブル電源はログハウスの中、冷蔵庫の横に置きました。
ソーラーパネルとポータブル電源の間にはブレーカーを入れました。
ポータブル電源でも発電量は表示されますが、確認用に100Vまで測れる電圧計を付けました。

お昼頃の一番日が高い時間で約350Wを発電しています。
理論値が400Wなので、この時期としてはまずまずの発電量です。
充電しているだけではもったいないので、となりの冷蔵庫をポータブル電源で動かしてみました。
冷蔵庫はだいたい40W前後の使用量でした。

ポータブル電源の容量が約2000Whなので理論上は2日は使用出来るはずですが、実際は一晩で100%->50%に減ります。
毎日天気が良ければ十分まかなえますが、1日でも曇りや雨の日があると電力不足になります。
いちいち残量を見てつなぎ直すのも面倒なので、自動切り替えのブレーカーを付けました。
※配電盤への配線作業には電気工事士等の資格が必要です。
ポータブル電源の残量がなくなって100V出力が切れると自動的に商用電源に切り替わります。
ムービー(音量注意)
切り替えるときに一瞬だけ停電しますが、冷蔵庫は問題なく動き続けていました。

配線剥き出しはちょっと怖いので、3Dプリンターでカバーを作って取り付けました。
冷蔵庫の電気代程度では全く元は取れませんが、非常時のための備えなのでこれで十分です。

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