クランクオイルシール交換

※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。

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・2014/06/29

エンジンとATの間からかなりエンジンオイルが漏れてきています。
これはクランクオイルシールが劣化しているのでしょう。
クランクオイルシールを交換するにはATを降ろす必要があります。
さすがに砂利の自宅庭では無理があるので、実家の農機具小屋を借りました。
ここならコンクリート敷きなので作業しやすいです。
取り外しの手順は長くなるので別ページで。
ミッション取り外し

昼から始めてのんびりやっていたら降ろすだけで夕方になってしまいました。
やっと対面したクランクシャフトオイルシール、やっぱり漏れてますね〜。
早速交換します。
最初オイルシールを引き抜く工具を使ったのですが歯が立たちません。
結局ドリルで穴を開けて木ねじをねじ込んで、釘抜きで引き抜きました。
古いオイルシールはリップ部分がカチカチになっていました。
新しいオイルシールを打ち込みます。
ホームセンターのエンビ管売り場で見つけたちょうどいいサイズのアダプタを使います。
調子に乗って叩いていたらオイルシールが奥に行きすぎてしまいました。
本来は周りの面取りしてあるところまでで止めておかないといけません。

ここまでやって暗くなってしまったので、この日は終了です。
翌日、ディーラーに電話して聞いてみたら、打ち込みすぎだとオイル漏れする可能性があるそうです。

急遽もう一つオイルシールを注文しました。
在庫があったので昼には手に入ったのですが、それでも半日のタイムロスです。
せっかく打ち込んだオイルシールですがもう一度抜いて
今度は奥に入らないように慎重に打ち込みました。
ディーラーの人曰く、オイルシールの周りに液体パッキンを塗っておくと漏れにくくなる、ということなので塗ってみました。
交換が終わったのでATを戻します。
足でジャッキを操作しながら慎重に位置を合わせて....
何とか合体させることが出来ました。
あとは元に戻していくだけです。
プロペラシャフトがなかなかミッションに入らなくて苦労しました。
普通に押しても全然入らなくて、結局バールでこじって押し込んでやっと入れることが出来ました。
最後にATFを入れます。
バモスの4ATでは2.1L(分解整備時は4.5L)です。
暖機してからオイルレベルを確認します。
しばらく様子を見ましたが、オイルは漏れてきていないようです。

途中でイレギュラーがありましたが、土日二日間で何とか交換が出来ました。
これで不安材料が1つ減りました。

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