オルターネータ交換
※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。

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・2017/05/21

先日エンジンを始動したら充電警告灯が点灯したままになりました。
電圧を見てみると、11Vしかありません。
これはオルタネータが壊れてしまったようです。

実は1週間ほど前からたまに充電警告灯が点くことがありました。
そのときはちょっと回転数を上げると消えて電圧も正常に戻ったのでそのままにしていたのですが、ついに完全に壊れたようです。
多分ブラシを交換すればなると思ったのですが、さすがに20万キロ近く走っているので他のところも壊れるかもしれません。
そこでリビルト品に交換することにしました。
ネット通販で14,000円ほどだったので注文して、翌日には届きました。
リビルト品を使うのは初めてですが、なかなか綺麗ですね。
ただカバーの一部がへこんでいたので、修正がてらちょっと分解してみます。
ブラシもスリップリングも綺麗ですね。
カバーは内側からたたいて修正しました。
さて、いよいよ交換します。
まずはバッテリーの−端子を外します。
オルタネータの上にホースが2本通っているので避けておきます。
太い方はブローバイガスなので外すだけでいいのですが、細い方はクーラントが通っているので外すと漏れてきます。
ボルトにビニール袋を巻いたものを差し込んでフタをしておきました。
ホース側も少し漏れてきたので同じようにしておきました。
  B端子とコネクタを外します。
後で取り付けた時のために、ベルトを緩める前の張りの状態を覚えておきます。
正式には
 プーリ間の中央部を約98N(10kgf)の力で押したときのたわみ量:8−10mm
です。
下側のボルトを緩めて....
上側のボルトを緩めて...
はい、ベルトが外れました。
あとはボルトを外して上へ抜くのですが、ステーが邪魔になったので少しボルトを緩めてステーをずらしてから抜きました。
取り外し完了です。
オルタネータのベルトはタイミングベルトと一緒に交換したので、まだ十分使えます。
新しいオルタネータを取り付けて...
ベルトの張りを調整します。
避けておいたホース2本を元通り取り付ければ交換完了です。
早速エンジンを掛けてみると....復活しました!
ちゃんと14V以上出ています。

リビルト品を使ったので1時間ほどで交換できました。
これでまたしばらく大丈夫でしょう。
おまけ

古いオルタネータはリビルトのために返却しなければなりません。
なので完全分解は出来ませんが、とりあえずブラシの状態だけ見てみました。
ブラシはこれだけしか残っていませんでした。
目一杯飛び出た状態でかろうじてスリップリングに触れるかどうか、といったところです。
やっぱり寿命でしたね。
スリップリングも段付き摩耗していました。
ベアリングはまだ大丈夫な感じでしたが、やっぱりリビルト品に交換して正解でした。

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