オイル交換

※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。

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・2010/09/05

メンテ基本のオイル交換、まずはミッションとデフのオイルを交換します。

ミッション用:BP X7117 75W-90 1L
デフ用:BP Super Gear 75W-90 2L+1L

ミッションだけはちょっと贅沢して半化学合成油にしてみました。
入れやすいように日向に出して暖めておきます。
まずはミッションオイルです。
この手のオイルを交換するときのお約束、まず注入口を外してから排出口を外します。
ボルトは24mmです。
ミッションオイルは思っていたよりずっと綺麗でした。
ちゃんと交換していたようです。
ドレインプラグの磁石に付いている鉄粉も少ないです。
でもオイルはそこそこ汚れていたので交換して正解でしょう。
ドレインプラグを綺麗にして....
パッキンを新品に交換して取り付けます。
ドレインプラグの規定トルクは 3.3kgfm です。
こんなんでいいの?ってくらいトルクは小さいです。
100円ショップのじょうごと灯油ポンプのホースでオイル注入器を作りました。
エンジンルームからミッションまでホースを延ばします。
ホースの先を注入口に差し込んで....
あふれるまでオイルを流し込みます。
ミッションオイル容量:0.8L (NA車) ターボ車は1.3Lです。

でもホースがピッタリと注入口に差し込まれているのであふれてきません。
だいたい0.8Lくらい入れたところでホースの先にオイルが溜まっているか確認しながら少しずつ入れていきます。

最後に注入口のプラグを規定トルク 4.5kgfm で締めて完了です。
次は2駆<->4駆を切り替えるトランスファーです。
ところが注入口のプラグが固く締め付けてあって、どうやっても外れません。
仕方がないので1/2インチのソケットを買ってきて電動インパクトでゆるめました。
他にも何カ所かインパクトでないとゆるまないプラグがありました。
パッキンがペラペラにつぶれるほど締め込んでありました。
他にもつぶれてボルトから外せないパッキンがありました。
どれだけ強く締め付けたんでしょうか?
トランスファーも磁石に付いている鉄粉は少なめでしたが....
オイルには細かい鉄粉が混じってメタリック模様になっていました。
<-ムービー
1L缶はドライバーで穴を開けて....
4駆切替レバーのブーツを外して、そこからオイルを注ぎます。
トランスファーオイルの容量は 0.9L です。
ホースの出口にオイルが溜まればちょうどいっぱいです。

プラグの規定トルクはミッションと同じです。
注入口:4.5kgfm
排出口:3.3kgfm
次はフロントデフとフリーホイールクラッチのオイルです。
こちらはかなり鉄粉が付いていました。
オイルも結構汚れています。
<-ムービー
デフオイルは粘度も高いですね。
純正指定値:SAE90(10℃以上), SAE80(10℃以下),
エンジンルームからホースを延ばして注入しました。
フロントデフ:0.8L
フリーホイールクラッチ:0.05L

デフのプラグの締め付けトルクはミッションよりちょっと大きめです。
注入口:5.0kgfm
排出口:6.0〜7.0kgfm
お次はリアデフです。
このプラグ、これでもか!というくらい締め付けてありました。
ここのドレインプラグの磁石は長いですね。
でも鉄粉はあまり付いていませんでした。
オイルはそこそこ汚れています。
<-ムービー
タイヤハウスにじょうごを固定するちょうどいい隙間がありました。
締め付けトルクはフロントと同じです。
注入口:5.0kgfm
排出口:6.0kgfm
最後はエンジンオイルです。
アンダーガードを外してドレインプラグを外すと、真っ黒なオイルが出てきました。
噂のMonotaro激安オイルを買ってみました。
20Lで \4,660が、さらに金曜特価割引で \4,180 でした。
韓国製らしいですが、一応SM規格対応です。

口コミで柔らかいということだったので、古いエンジンには5W-30ではどうかと思って10W-30にしてみました。
オイルフィルターもMonotaroで \234 の激安品を買いました。
フィルタの取付はオイルシールにオイルを塗って、エンジンにオイルシールが当たってからレンチで1回転締め込みます。

ケチって一番安いフィルターレンチを買ったのですが、エキマニに当たって上手く締め付けられず、フィルターが傷だらけになってしまいました。
次はちゃんとカップ式のを買うことにします。
ドレインプラグのパッキンを新品に交換して締め込みます。
締め付けトルク:4.0kgfm

パッキンには裏表があって、凹凸のないある方をオイルパン側にします。
外したパッキンは逆に付いていて、そのせいかプラグから少しオイルが滲んでいました。
Monotaroオイルをジョッキに移し替えます。
この20L缶、注ぎ口がフラットでこぼれるなぁ、と思ったのですが、あとでサイトを見たら蓋が注ぎ口に変形するようになっていました。
購入するときに見ていたはずですが、すっかり忘れていました。
激安オイルですが、見た目もにおいも普通のオイルと変わりません。
注いだ感じも、特に柔らかすぎということもなく普通です。
<-ムービー
NAエンジンのオイル容量は、フィルタ交換時で3.5Lです。(フィルタ内0.2L)
最後の方はオイルレベルを確認しながら注入しました。

エンジンをかけてフィルターやドレインプラグからオイルが漏れていないか確認して完了です。

交換後、試乗に出かけてきました。

エンジンオイルの方は特に変化は無く、普通でした。
噂ではへたるのが早いということなので、20Lも買ってしまったことですしチョコチョコ替えていきたいと思います。

ミッションオイルはちょっと固かったようで、1->2速と2->3速に入れるときにちょっと引っかかるような感じがあります。
純正指定値は75W/85Wなので、もうちょっと柔らかいオイルでも良かったかもしれません。

デフオイルは交換後だいぶ静かになりました。
交換前は「ヒューン」という音が後ろからしていたのですが、交換後は音がしなくなりエンジン音だけになりました。

※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
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