フィット・バリアブル間欠ワイパー(後編)
※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。
・2012/07/22
前編からの続きです。 まさかの「もともと機能なし」だった我が家のフィット、このままでは済まさないと某所から中古のヒューズボックスを調達しました。 |
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調達したのは、RSグレード・ノーマルヘッドライト 用のヒューズボックスです。 たまたまバリアブル間欠ワイパーが装備されているRSグレードのものがあったのでこれに決めました。 ※他のグレードや装備のものは使える?といったことは私も一切わかりません。聞かないでください。※ |
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早速交換してみます。 しつこいようですが、まずバッテリーの−端子を外します。 |
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元のヒューズボックスから配線のコネクタを外していきます。 表側の大きなコネクタは横のところにロックがあります。 ロックを外してレバーを手前に起こすとテコの原理でコネクタが外れます。 大きなコネクタは外しにくいのですが、これはうまくできていますね。 |
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さらに、バッテリーから直接来ている太い配線を外します。 | |
ここのねじはトルクスになっています。 | |
はい、外れました。 ちなみに、このねじのところに電流センサーがあります。 昔の車のようにバッテリーから直接配線を取るとこの電流センサーを通らないので、発電の制御がおかしくなります。 最悪はバッテリーが上がってしまうかもしれません。 実際我が家のフィットも納車当初にヘッドライトへ直接配線するリレーキットを付けたのですが、走行中にヘッドライトの明るさがコロコロ変わるトラブルが出たので外しました。 |
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裏側のコネクタも外していきます。 | |
ヒューズボックスの外周にコネクタが付いているので.... | |
精密ドライバーを差し込んでロックを外して抜き取ります。 | |
これでヒューズボックスが外せました。 | |
外したヒューズボックスと調達したRS用ヒューズボックスを比べてみます。 左が我が家のフィットのもの(GグレードFパッケージ)、右がRS用です。 見た目は一緒ですね。 |
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裏側も同じです。 | |
ラベルを見てみると、我が家のフィット用とRS用は型番が違っていました。 我が家のFit : 38200-TF0-903 調達したRS用 : 38200-TF0-901 やはり別ものみたいです。 |
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RS用にはリレーが付いていないので移植します。 | |
あと何カ所かヒューズがないところもあったので、元と同じになるように移植しました。 | |
RS用ヒューズボックスを元の場所に取り付けます。 コネクタが刺さらないとかいうこともなく、無事に付きました。 エンジンも無事かかりました。 さぁいよいよワイパーを動かしてみると...... |
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動きました! ダイアルを一番短い間隔にすると、今までの固定間隔よりちゃんと速くなります。 ムービー このムービーは停車中なので間欠動作になっていますが、走行中は一番短い間隔=連続動作になります。 |
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ダイアルを一番長い間隔にすると、だいたい15秒間隔まで遅くなります。 ムービー 思わぬところで苦労しましたが、なんとかバリアブル間欠ワイパーにできました。 これで奥さんの不満も解消するでしょう。 |