フィット・カーゴルームランプ

※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※少しでも不安がある場合はディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※くれぐれも自己責任ということで。

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・2012/05/06 配線修正

掲示板で質問があったダイオードの位置ですが、今までの配線はこうなっていました。
でもこれって意味が無いです。

本来ダイオードはMICUへ常時電源の電圧が逆流しない位置に入れないといけません。
ただ、以前に配線したときにMICUの端子電圧を測ったらほぼ+12Vだったので、たぶんMICU内部で常時電源へプルアップされているんだろうなぁと思ってそのまま配線してしまいました。

とりあえず動いてはいましたが質問を受けたことですし、本来の配線に修正することにしました。

正しい配線方法は <-これ です。

テールゲートスイッチの配線をカットしてダイオードを入れて、その下流にカーゴルームランプを接続します。
今まで付いていたカーゴルームランプのダイオードは不要になります。(付いたままでもかまいません)
右テールランプのメンテナンスハッチを開けて、テールゲートスイッチの配線(橙色)をカットします。
後で元に戻せるようにギボシ端子を付けておきました。

配線を加工するときは白いコネクタを外してから作業してください。
そのまま作業してボディーと配線が接触するとショートしてしまいます。


配線は下側がMICU、上側がスイッチに繋がっています。
下側に電圧がかかっているので、そちらをメスにします。
ダイオードとカーゴルームランプへの配線をつないだものを作りました。
ダイオードはカットした配線の下から上へ電流が流れる向きにします。
ダイオードに熱収縮チューブを被せて絶縁します。
取り付けて....
配線をまとめて完成です。


・2010/09/20

毎度毎度の奥さんからのクレームです。
「カーゴルームが暗くて荷物が見えない」

上級グレードなら照明が付いていたんですけど...という泣き言は完全に無視されたので、定番のストリーム用カーゴルームランプを流用して取り付けます。

コネクタがあればポン付けで終わったんですが.....配線が来ていませんでした。

1.3GでもFパケ付きなら配線があるという情報もあったのですが、最近はコストダウンで省略されてしまったようです。
仕方がないので、まずは常時電源をルームランプから取ります。
後席から天井裏に針金を通して配線を持って行きます。
追加した配線には保護のためにスパイラルチューブをかぶせておきました。
ルームランプコネクタのNo2.(桃色)が常時電源です。
サービスマニュアルを見たら、純正のランプはダイオードが入っているようなので、配線の途中にダイオードを入れました。
(テールゲートスイッチはMICUという制御ユニットにつながっているので、逆流防止のダイオードが必要なようです。)

ダイオードと配線はギボシ端子を切ったもので一緒に圧着して、絶縁のために熱収縮チューブをかぶせておきました。


ここにダイオードを入れるのは意味がありません。
↑の修正した内容を見てください。
マイナス側は、右テールランプ付近のコネクタにあるテールゲートスイッチの配線(オレンジ)から取ります。
配線は純正のコルゲートチューブの中を通して左テールランプ付近まで持って行きました。
ランプへ接続するコネクタは、手持ちの2Pコネクタがピッタリでした。

ただし端子の向きが90°ずれているので、ランプ側の端子を無理矢理90°ひねっておきました。
追加した線をハーネステープでまとめて、これで配線は完成です。
内装にはランプの付く場所が用意されているので、線に合わせてカッターで切り取ります。
だいたいで切り取ってから、凹んでいる線の外側のところまで大きさを整えます。
ランプはパチンとはめ込むだけでOKです。
あとは内装を元に戻して完成です。

純正の配線ではランプの−側はMICUという制御ユニットにつながっていて、ルームランプと同じようにON/OFFが制御されています。
今回はテールゲートスイッチに直接接続したので、単純にテールゲートを開ければ点いて、閉じれば消えます。

まぁこれでもランプなしに比べれば十分すぎるほど役に立ちます。

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