オイル滲み対策・タペット調整

※このの内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※くれぐれも自己責任ということで。

3.調整・交換 2009/09/27

バルブクリアランスを計ってみると、インテーク側が全気筒基準値をオーバーしていました。
基準値
 インテーク:0.20〜0.24mm
 エキゾースト:0.28〜0.32mm
0.25mmのシクネスゲージがスルッと入ってしまいます。
エキゾースト側も基準値の上限ぎりぎりでした。
サービスマニュアル(1, 2)に従って調整していきます。
クリアランスはあまりギリギリにすると突き上げが怖いので、ほどほどにしておきました。
 インテーク : 0.20のゲージでちょっと緩め、0.25mmのゲージが入らないくらい。
 エキゾースト : 0.30mmのゲージでちょっときつめ、0.32mmのゲージが入らないくらい。
カムスプロケットに気筒の番号が書いてあるので、これを合わせて1気筒ずつ調節していきます。

最初カムを回そうとしたら重くて回りません。
よく考えたら、プラグを外すのを忘れていました。
さすがに手動で圧縮するのは無理です(^_^;
リア側は奥まっていて、無理な体勢で調整していたら途中で腰が痛くなってしまいました。
なのでリア側はイマイチ調整しきれていないかも。
ほどほどにバルブクリアランスが調整出来たので、パッキンを交換します。
パッキンセットヘッドカバー 12030-P8A-A00 \3,570 x 2セット
古いプラグチューブシールをマイナスドライバーでこじって外します。
シールは周りが固いプラスチックになっているので、手で押した位では入りません。

古いシールを当てて、たたき込みます。
周りのパッキンのゴムで柔らかいので交換は簡単です。
何の意味があるのか1カ所ミミが出ていたので、古いパッキンと同じ位置にしておきました。
ヘッドカバーボルトのパッキンも交換します。
このボルトは先にツバが付いていて、最初どうやって交換するか悩みました。
サービスマニュアルをみたら「石けん水を塗布する」とあったので、滑りやすくしておいて無理矢理入れれば良さそうです。
石けん水の代わりにエンジンオイルを塗って押し込んだら簡単に入りました。
リアのカバーは裏側に汚れが付いていたので、パーツクリーナーで綺麗にしておきました。
後は元通り組み立てるだけ....だったんですが。

-> 4.組立

戻る