ファンヒーターエラー修理

※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※くれぐれも自己責任ということで。

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・2022/12/31

リビングで使っているトヨトミのファンヒーターが「エラー6(不完全燃焼)」の表示で動かなくなってしまいました。
ファンヒーターでこのエラーが出たときはフレームロッドの汚れが原因のことがほとんどなので、分解して清掃してみます。
前面パネルを外してガラスの燃焼筒を取り外します。
飛び出している針金みたいなものがフレームロッドです。
写真を取り忘れましたが右側の下の方にもう1本あるので、両方とも取り外します。
フレームロッドは表面が黒くコーティングされたようになっていました。
これが絶縁皮膜となって電流が流れなくなり、不完全燃焼したと誤検知してしまいます。
この皮膜はかなり固いので、400番の布ヤスリでゴシゴシと力を入れて磨きました。
綺麗な金属光沢になっったら清掃完了です。
燃焼筒の中にあるカバーを外してみます。
反時計方向の矢印があるので、真ん中の出っ張りをペンチでつかんで回転させて外します。
下側はこんな感じのストッパーになっているので、かなり力を入れないと外れません。
カバーを外したところです。
丸印の灯油が出る口の所にだいぶ汚れが溜まっていました。
周りの汚れを落として、細いパイプの中も針で突いて綺麗にしておきました。
点火用ヒーターも外してチェックしてみると、一部が黒くなっていました。
これは汚れではなく白いコーティングが剥がれてしまっているのでどうしようもありません。
そのまま元に戻しておきました。
元通りに組み立てて動作チェックしました。
今度はエラーにならずにちゃんと動いています、良かった良かった。

ちなみにこのトヨトミのヒーターはファンヒーターとストーブを合わせたような作りになっています。
トヨトミ LR-68M

ファンヒーターの温風+ストーブの赤外線で、普通のファンヒーターよりも暖かく感じます。
他のメーカーでは同じような製品がないので割高なのが欠点ですが、かなりお気に入りです。

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