カロッツェリア ナビ・オーディオ

・2021/06/20

アヴァも購入してからついに20年になり、ナビとオーディオもさすがに古くなってきました。

パナソニックのナビはもうとっくに地図更新が終わっています。
アルパインのオーディオもDVDの読込がエラーになり、アンプも時々右の前の音が小さくなります。
新しいものを買おうとしても、アヴァは1DINしか付かないので選択肢がほとんどありません。
仕方がないので中古でカロッツェリアの最後のセパレート型ナビを購入しました。
AVIC-VH0999
これも2015年発売の古いものですが、まだ地図更新されています。
アンプも中古で購入しました。
GM-D6400
これまで使っていたアンプのステーを少し加工して、ナビ本体を乗せる台にしました。
アンプの端子カバーがなくてそのままだとショートしそうなので、アクリル版をヒートガンで曲げてカバーを作りました。
ナビ本体も鉄板がむき出しなので、発泡塩ビ版を曲げてカバーを作って両面テープで接着しました。
今までのアヴァ純正モニター位置にパナソニックナビのモニターだけ埋め込んでありました。
ナビを取り外すとそこがぽっかり空いてしまうので車載PC用のモニターを埋め込みます。

モニターは7インチのHDMI+タッチパネルモニタを購入しました。
ラズパイ用ですが普通のWindowsPCでも使えます。
5Vの電源(USB)が必要なので、エーモンのUSB電源を背面に取り付けました。
映像用のHDMIとタッチパネル用のUSBのケーブルは、車体と干渉しないようにL字型のものを使いました。
車載PCに接続して表示を確認しました。
このナビにはHDMI入力もあるのでモニターと合わせて2画面表示になります。
ただナビのHDMIをPC本体に接続するとPCが起動しなくなってしまいました。
(多分ナビのディスプレイの解像度が720x480と変則的なせいだと思います)

そこで本体のHDMIは7インチモニターに接続して、ナビへはUSBディスプレイアダプタ経由で接続します。
Windowsの音声をUSBディスプレイアダプタの音声出力に設定してナビの入力をHDMIにすると、PCの映像と音声をナビから出せます。
7インチモニターの方は小型キーボードで選曲などの操作するのに使います。
新しいナビの準備が出来たので、古いオーディオとナビを取り外します。
ナビ本体はリアに置いてあるので、前から後ろまで大量の配線が通っています。
フロントシートの下にも機器を設置してあるので、シートを外してカーペットをめくってと大騒ぎです。
よくまぁこれだけ付けていたものです。
結局外すだけで3日かかりました。
今度は新しいナビを付けていきますが、これがまた大変です。
地デジアンテナを新しく付け直して....
GPSアンテナはダッシュボードの中に入れて....
7インチモニターを付けようとしたら左側のエアコンダクトと干渉したので、HDMIの向きを変えるアダプタを間に入れてなんとか付けました。
VICSのアンテナはルームミラー裏側に付けて、あとクルーズスカウター用のカメラも付けました。
当時は画期的?だったクルーズスカウターの本体は、ドライブレコーダー用の録画ボタンを押したりSDカード入れ替えをするために助手席足下に付けました。
古いタイプのセパレート型ナビなのでヘッドと本体の間のケーブルもたくさんあります。
さらに外付けアンプやらバックカメラやらとにかく大量です。
配線は車体の左右に振り分けましたが、左側だけでもこれだけあります。
左側は電源とヘッドとの映像関係のケーブルを通しました。
右側は地デジアンテナと車載PC関係のケーブルを通しました。
アンプと本体へケーブルを接続します。
ヘッド->アンプの音声ケーブルとスピーカーケーブルはセンターコンソールからそのまま下へ通しました。
ウーハーも設置してなんとか配線完了です。
動作確認をしてからシートを元に戻しました。
このナビはステアリングリモコン対応です。
オデッセイのステアリングスイッチも学習させたら使えるようになりました。
オーディオは音質やタイムアライメントを自動調整する機能があります。
運転席のヘッドレストに測定用のマイクを設置して....
あとはしばらく待っていれば自動調整してくれます。
クルーズスカウターはナビ画面に前方の画像を合成表示していろいろ出来るようですが、正直いって微妙です。
とりあえず、信号で止まった後で前の車が動いたら警告音を出してくれるのだけは地味に便利でした。
あとドライブレコーダーの機能もありますが、画質は最新のものにはかないません。
最新とはいえませんが以前に比べれば格段に便利になりました。
地図は最新になって、オーディオも車載PCからHDMI接続で綺麗な映像になり、音声も自分的には自動調整で十分いい音が出ています。

これで車体の寿命までは楽しめるでしょう。

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