前後ブレーキローター交換

※この内容はあくまで私個人の作業結果です。
※特にブレーキは重要な場所なので少しでも不安がある場合は、ディーラー又は整備工場にお願いして下さい。
※もしあなたが同じことをして何か問題が起きたとしても、私は一切関知しません。
※くれぐれも自己責任ということで。

・2020/2/9

以前に振動が出て弐号機とリアのローターを交換しましたが、最近また振動が出てきました。
フロントのローターも研磨したのが5年前なのでそっちが原因かもしれません。
どちらにしても振動するのは気持ち悪いのでローターを交換しました。
新しいローターはDIXCELのスリット入りのSDTypeにしてみました。
DIXCEL SDType
スリット入りにしたのは特に意味は無くて、なんとなく見た目で決めました。
自分のアヴァンシアはTA3ですが、フロントブレーキをインチアップしてあるのでTA4やオデッセイ用を使います。
リヤはノーマルなのでTA3用を使います。
まずはリヤから交換します。
ブレーキキャリパーを外して....
キャリパーサポートも外して....
ローターを留めている+ネジを外して....
はい、外れました。
ついでにパーキングブレーキのシューを確認しておきます。
シューの厚みは約1.5mmでした。
標準値2.5mm・限度値1.0mm なので、そろそろ限界かもしれません。
パーキングブレーキはほとんど使わないのですが、そのうちに交換しましょう。
ローターはぱっと見たところでは異常は無さそうでした。
このパーキングブレーキ調整用のフタは新しいローターには付属しないので移植しておきました。
スリットの向きは6本スリットの場合は逆回転が推奨のようです。
ということで逆回転の向きで取り付けました。
この写真は右リアなので右側が前方になります。
キャリパーを元に戻してリアは完了です。
次はフロントです。
同じようにキャリパーを外して...
ローターを外した後、ハブの取付面のサビをワイヤブラシで落としておきます。
ハブの裏側にブレーキダストが固まってこびり付いていたので、削って落としておきました。
新旧のローターを比較すると、DIXCELのローターはローター面の厚みが薄くてその分ベンチレーションの穴が大きくなっています。
旧ローターの厚みは約26.5mmでした。
限度値26mmなので、もう一度研磨するのは無理だったようです。
DEXCELローターの厚みは 27.5mmでした。
サービスマニュアルによると標準値は28mmなので、純正品よりは微妙に薄いのかもしれません。
フロントもスリットは逆回転で取り付けました。
その辺をちょっと一回りしてきた後のローターの状態はこんな感じです。
一緒に交換したブレーキパッドが中古だったのでうまくアタリが付いていません。
そこで2時間ほど遠乗りしてきました。
さすがに新品に交換したので振動は全く無くなりました。
スリットの振動があるかと思ったのですが、かなり強く踏んだときに小さくゴーと音がしますが振動はありませんでした。
遠乗り後はほぼアタリが付いたようです。
以前にローターやパッドを交換したときよりもアタリが付くのが早いような気がします。
スリットがある分だけパッドが削れているのかもしれません。


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